「韓国独立記念館後援：2021年高麗博物館企画展示子どもの絵手紙交流展～平和を交わす絵手紙ソウル・東京～」が、東京・新宿の高麗博物館で開かれ、好評を博している。

◆日本の子どもたちの絵手紙を韓国にも◆

　2011年、天安市の韓国独立記念館で開かれた「韓日歴史教師交流学術ワークショップ」で出会った韓日2人の小学校教諭が、子どもたちの絵手紙交換を話し合ったことで始まった。15年には、5年間交わされた絵手紙をまとめた展示会が、独立記念館で開かれた。その一年後には韓国で絵本も出版された。

　18年に独立記念館で絵手紙を担当する尹素英さんが、「絵手紙を日本の皆さんにも見てもらいたい」と高麗博物館に思いを伝えたことで、同館の多くのボランティアによって準備が始まった。

　今回、韓日のみならず、東京の朝鮮学校の子どもたちの絵手紙も展示。また、来館した子どもたちが描いた絵手紙を、ソウルの子どもたちに届ける予定だ。

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