日本の神奈川県立多摩高等学校(野田麻由美校長)が「ZOOMによる日韓高校生意見交換会」を先月末、韓国ハンビッ高校との間で行った。韓国文化の一日教室も開催され、同校生徒は韓国との交流を深めた。
当日は4グループに両校生徒16名を割り振り、50分近く意見交換した。
SDGsのテーマ(気候変動に対する対策)について韓日の現状、地球温暖化や温室効果ガス削減のために、高校生ができることは何かについて意見交換した。改善策として「できるだけ公共交通機関を利用する」「ペットボトル再利用、マイバッグ持参」「ごみの分別」「節電、節水」「再生可能エネルギー利用」などが両国の高校生から挙げられた。
多摩高校の生徒からは、「国が違っても共通の課題に対する考えは同じであることは、私自身の大きな発見につながった」(1年女子)や、「コミュニケーションがうまくいかず、もっと英語の勉強に力を入れなければいけないと感じた」(1年女子)、「SDGsや両国の文化、学校生活、趣味等について話ができてよかった。今後も交流を大切にしたい」(2年女子)、「学んだ韓国語をほめられてうれしかった。また、機会があれば参加したい」(2年女子)などの感想が寄せられた。
神奈川韓国綜合教育院の協力で行われた韓国伝統楽器チャングの演奏とK―POPダンス体験も好評で、特にK―POPはBTSの最新曲を講師から振付指導してもらい、全員で踊った。
同校は韓国との交流に力を入れており、今後も継続して行う予定だ。