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2021/11/12

<在日社会>11月6日に除幕式、長崎平和公園に建立

 長崎への原爆投下で犠牲になった韓国人を追悼する慰霊碑が長崎市の平和公園に建立され、11月6日に除幕式が開かれる。1945年8月9日の長崎市への原爆投下では、約7万4000人が死亡。このうち韓半島出身者が数千人から1万人程度含まれていたと推定される。

 同じく原爆が投下され多くの犠牲者が出た広島市には、韓国人原爆犠牲者慰霊碑が建立されており、毎年、広島に原爆が投下された前日の8月5日に犠牲者を追悼する慰霊祭が開かれているが、長崎にはまだ韓国人犠牲者の慰霊碑がない。

 そのため13年に在日本大韓民国民団(民団)の長崎県本部を中心に建設委員会が構成され、慰霊碑の建立が推進された。

建設委は除幕式に姜昌一・駐日大使など韓国側の関係者だけでなく、長崎県知事や長崎市長などを招待している。