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2023/03/24
出航を見送る、国立療養所長島愛生園、1970年(写真提供:国立ハンセン病資料館)
在日コリアンのカメラマン、趙根在(チョウ・グンジェ)の写真展「地底の闇、地上の光―炭鉱、朝鮮人、ハンセン病―」が、埼玉県東松山市の原爆の図丸木美術館で開かれ、静かな話題を集めている。
趙根在(1933~97年)は、1960年代から80年代にかけて、日本各地のハンセン病療養所を訪ね、隔離政策によって収容された入所者、とりわけ在日朝鮮人に焦点を当てながら、病や民族の複層的な差別のなかで生き続ける人間の存在に迫る写真を撮り続けた。
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