韓半島を日本が植民地支配していた時代に韓国人男性と結婚し、韓半島に渡った女性たちを支援してきた韓国在留日本人妻の親睦会「芙蓉(ふよう)会」釜山本部元会長の國田房子(くにた・ふさこ)さんが12月30日午前8時48分、老衰のため東京都内の四女宅で死去した。108歳。愛媛県西条市出身。
國田さんは戦前、日本で働く韓国人男性と結婚し、1945年に韓国へ渡った。
現地で貧困と差別に苦しむ多くの日本人妻たちの姿を見て、支えていこうと決意。各地の日本人妻を探し出し、1964年に芙蓉会(会員約1000人)を設立して、多くの日本人妻たちの生活を援助し続けた。
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