ここから本文です

2009/06/19

<トピックス>バスケット男子・東アジア選手権、韓国男子初代王者に

  • バスケ男子・東アジア選手権、韓国男子初代王者に

           韓国は4戦全勝で初優勝した

 バスケットボール男子の第1回東アジア選手権決勝が14日、愛知県のパークアリーナ小牧で行われた。

 前日86対71で台湾を破った韓国は、決勝戦で日本を68対58で破り、4戦全勝で初代王者に輝いた。韓国は前半、日本に押され32対34とリードを許した。しかし第3クォーターを53対49でわずかにリードすると、第4クォーター序盤に速攻で得点をあげ、リードを広げた。韓国は試合終了2分29秒前にもキム・ミンスのスリーポイントで得点し、最終的に68対58で優勝した。

 優勝の立役者となったキム・ミンスは、台湾との準決勝では19得点9リバウンド、日本との決勝では16得点6リバウンドをあげた。

 キム・ミンスはアルゼンチンの父と韓国人の母との混血児で、「コリアンドリーム」をつかもうと韓国に帰化した。慶煕大出身で、現在はSKに所属しフォワードとして活躍している。オ・セグンも13得点7リバウンド、ヤン・ヒジョンも11得点8リバウンドと活躍した。

 初優勝を果たした許栽(ホ・ジェ)代表監督は、「主力選手が負傷で離脱するなど苦しい状況だったが、優勝できて本当にうれしい。選手が集中力を高めた結果だ。8月に行われるアジア選手権ではさらに好成績を挙げるため、組織力を強化しなければならない」と述べた。

 韓国と日本の過去20年間の対戦成績は、これで韓国の17勝2敗となった。先発メンバーの平均身長は日本が上だが、韓国はパスとシュートが正確だった。

 3位決定戦は中国が107対90で台湾を破った。