韓国女子プロゴルフ(KLPGA)界の期待の新星、柳簫然選手(ユ・ソヨン、19、本間ゴルフ所属)が使用クラブ調整のため来日した。柳選手は先の「MBCツアーS-OILチャンピオンズインビテーショナル」で見事優勝し、賞金・勝利数でトップに立つなど、快進撃を続けている。
「バイオリニストになるのが夢だったが、9歳の時に学校のクラブ活動でゴルフを始め、中学1年生の時から本格的にゴルフ選手をめざすようになった。現在は国内の大学に通っている(大学1年)ので、授業があるときは3~4時間、授業がない時や大会前などは一日中練習している」
持ち味は積極的なプレー。
「活発な性格で、ゴルフも攻撃的だ。アイアンショットは他の選手よりも得意で、パーオン率が高い」
柳選手は、日本の本間ゴルフ製のクラブを使用している。
「製造技術が高いので、力を入れなくても良いショットが打てる所が気に入って使っている。(本間は)韓国のゴルファーにもとても人気のあるクラブメーカーだ」
将来は海外でプレーしたいという。
「韓国は外国に比べ、コースコンディションなどの環境は十分とはいえないが、その中で育った選手たちが海外で優秀な成績を収めている姿を見て本当に素晴らしいと思っている。そのような先輩たちを見習いたい。アマチュア時代から日本は魅力のある国で、日本のゴルフにも関心を持っていたので、将来はまず日本でプレーしたい。在学中に日本語や英語を学んで海外進出を準備したい」