日韓経済協会(飯島英胤会長)と韓日経済協会(趙錫來会長)は、2月2日―6日まで、「第14回日韓高校生交流キャンプ」を今回初めて大阪で開催した。韓日の高校生が参加し、合宿形式で両国混成チームに分かれ、韓日の文化や観光資源を売り込む商品開発を言葉の垣根を越え、共同で企画し、作業を通じて相互交流を深めるもので今回は韓国側49人、日本側39人の計88人が参加した。10チームを構成し、それぞれが市場調査を行い、ディスカッションを重ねた後、5日に事業発表を行なった。玄東實(ヒョン・ドンシル)・アシアナ航空専務取締役・日本地域本部長らが審査委員を務めた。
最優秀賞は福祉・医療分野の商品アイデアを発表した第7チームが受賞。審査委員長を務めた飯島英胤・日韓経済協会会長は「若い皆さんの発想とアイデアを生かして今後、よき日韓交流の架け橋となり、活躍して欲しい」と話した。
優勝した第7チームの崔維珍さん(仁川国際高校1年)は「みんなで頑張った結果優勝でき大変うれしい。今後もこのキャンプに機会があれば是非参加したい」と語った。
また同チームの越智崇さん(慶応義塾湘南藤沢高等部2年)は「うれしくて涙が出た。日韓英語でコミュニケーションをとりならの優勝なので特にうれしい。このキャンプはすばらしい。今後も参加したい」と語った。