暁星(ヒョソン)が、第2のナイロンといわれる高分子新素材「ポリケトン」を世界で初めて開発したと発表した。国内企業が基礎・源泉素材を独自技術で開発し、生産・販売独占権を獲得したのは初めてだ。今後2年以内に年間5万㌧規模のポリケトン量産システムを整え、さらに2020年までに1兆5000億ウォンを投入して、生産規模を20万㌧に拡大する計画だ。
ポリケトンは衝撃に耐える力が2・3倍強く、磨耗性にも優れたエコ性素材だ。1938年に発売されたナイロンを代替する新素材として注目されており、自動車の内・外装材、電機・電子製品、産業用機器など活用範囲が広い。
暁星は昨年3月に蔚山(ウルサン)市の龍淵(ヨンヨン)工場でポリケトン生産施設(年産1000㌧規模)を構築し、先月から本格的な稼働に入った。この1年間、国内及びドイツなど海外メーカー約100社に試作品を供給し、その品質について認証を受け、注文も受けている。
この結果を受け、暁星は、まず2015年までに2000億ウォンを投資し、年産5万㌧の量産体制を構築することを決めた。
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