ポスコが14日、ソウルのポスコセンターで定期株主総会と取締役会を開き、権五俊氏を第8代会長に選任した。任期は2017年3月までの3年。新会長を迎えたポスコ。世界有数の鉄鋼グループをさらに発展させるためどんな経営を実践するのか。権会長の舵取りに注目が集まっている。
権会長は就任式で「国家経済発展に持続的に寄与し、国民から信頼され、限りなく新たな価値を提供して世界から尊敬を受ける企業になる」という「ポスコ・ザ・グレート」(偉大なポスコ)を新しいビジョンとして提示した。
鉄鋼産業をめぐる環境は厳しくなっており、ポスコもこれに対処しなければならない。
権会長は「韓国の誇りだったポスコが信用格付けが下がり、株価は底から抜け出すことができず、生き残りが厳しい状況に追い込まれている」とし、「これからは一流という誇りと自慢を捨てて再びスタートライン立たなければならない」と強調した。
つづきは本紙へ