輸出が再び勢いを取り戻し、輸入も大幅増に転じた。産業通商資源部によると、7月の輸出は前年同月比5・7%増の484億2000万ドルを記録した。前月の増加率2・5%の2倍以上の伸びだ。一方の輸入額は5・8%増の459億㌦で、今年最大の伸びとなった。貿易収支は25億2000万㌦の黒字を記録し、30カ月連続の黒字となった。
7月の輸出の特徴は、先進国向け輸出が増え、不振だった鉄鋼輸出が回復したことだ。
先進国向け輸出で最も好調だったのは米国で、輸出の伸びは19・4%に達した。EU(欧州連合)向けも11・5%の二桁の伸びを示した。また、不振だった対日輸出も6%増加し、3カ月ぶりのプラスとなった。
だが、中国向けは5月以降減少が続き、7月は7%とマイナス幅が拡大した。最大の輸出先であるだけに懸念材料となっている。
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