手の不自由な人がスキー手袋のようなグローブをはめ、手首を動かすと指が動き始めた。そして手首の動きだけでコップに水を注ぐことに成功した。「2014年韓米科学者大会(UKC)」がこのほど米国サンフランシスコで開かれ、このように様々な先進技術が紹介された。今大会で発表された論文は100余編に上る。
KIST(韓国科学技術研究院)・バイオニクス研究団は、ロボット「コ・ウォーク(Co-walk)」をこのほど公開した。
これは、脳卒中などで歩行が困難な患者を対象にし、損傷した神経をリハビリで回復させるものだ。
リハビリにロボットを活用する動きは、すでに10余年前から出ていた。だが、意思の共有が困難なロボットで効果を得られるかについては懐疑的な見方もあり、これまでに商用化されたリハビリ補助ロボットは世界で一つしか出ていない。
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