サムスングループとハンファグループが協力し、欧州の太陽光市場を攻略する。これは両社の最初の提携事例だ。サムスン電子の李在鎔・副会長、金升淵・ハンファ会長の長男である金ドングァン・ハンファソーラーワン営業室長は、太陽光事業を次世代成長動力として育成している。
サムスンSDIとハンファQセルズが今月からドイツで家庭用太陽光製品の販売に乗り出した。
この製品はハンファQセルズの屋根型太陽光モジュール「Qホーム」に、サムスンSDIの3・6㌔㍗家庭用ESS(エネルギー貯蔵システム)を結合したものだ。昼間に太陽光を保存した後、必要に応じて使用する。
首都圏の年間電力消費量(4人世帯基準)を4400㌔㍗と仮定した場合、太陽光パネルとESSの設置によって2200㌔㍗の電力を節減できるというのがサムスンSDI 側の説明である。
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