◆1913年4月3日龍山で初飛行、1929年に定期航空輸送開始◆
この年末年始の韓国に関する話題と言えば、なんといっても、大韓航空機の前副社長が逮捕された〝ナッツ・リターン〟騒動だろう。
現在の大韓航空の直接のルーツは、朴正熙政権下の1969年、趙重勲率いる韓進グループの主導で大韓航空公社が民営化され、株式会社となったことに求められるが、韓国の航空事業史ということでいえば、そのルーツは日本統治時代にまでさかのぼる。
すなわち、朝鮮半島で飛行機が飛んだのは、1913年4月3日、京城(現ソウル)の龍山練兵場において行われた「奈良原式飛行機飛揚大会」が最初である。
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