繊維は韓国内において代表的な斜陽産業として知られている。中国や東南アジアの安価な繊維製品がグローバル市場に溢れ、韓国の繊維産業は行き場を失ったという見方だ。しかし、世界市場を先導している韓国繊維製品は少なくない。近年、国内繊維メーカーが革新を繰り返し、先端製品の開発に力を入れている。
暁星、ヒュービス、コーロンなど国内繊維メーカーは差別化した製品を前面に出し、汎用繊維製品の生産会社から高付加価値繊維製品の会社に生まれ変わった。
昨年の韓国の繊維輸入額は146億5500万㌦で、輸出額(159億3900万㌦)に近い。今年には繊維輸入額が輸出額を超えるとの認識が大勢を占めている。だが世界市場では、韓国繊維メーカーは高付加価値繊維など先端素材による世界レベルの企業だ。
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