起床時にスマートフォンのアラームを消すと、自動でコーヒーマシンが作動。外出時には位置情報によって自宅からの距離を確認でき、外出モードに切り替えるか否かを問うメッセージが表示される。外出モードを選択すれば、自宅の照明や加湿器の電源を消し、ドア・ロックとガスの元栓が閉まっているかも確認できる。

　スマート家電の発売に伴い、このような「スマート・ホーム」の概念が数年前から浮上した。だが、実際に具体化された事例は多くない。

　ＳＫテレコムは様々な家庭用電子製品・機器メーカーと連携し、スマート・ホーム事業へ進出を本格化した。これはスマートフォンを中心にし、無線通信機能を有する各機器を自動または遠隔制御するシステムを指す。ＳＫテレコムは年内に国内スマート・ホーム市場を先行獲得し、来年にグローバル市場へ進出する計画だ。

　ＳＫテレコムは、来月から独自のスマートホーム・ソフトウエアを適用したドア・ロック（製造会社はアイレボ）、除湿機（ウィニックス）、ボイラー（慶東ナビエン）、ガス・元栓遮断機（タイムバルブ）の4製品を販売すると明らかにした。

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