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2016/07/08

<トピックス>明治期外交官・若松兎三郎と韓国:共生のための苦悩 第26回                                   大東文化大学 永野 慎一郎 名誉教授

◆1904年2月9日、日露戦争始まる 連合艦隊がバルチック艦隊撃破◆

 戦争準備を着々と進めていた日本政府は、1904年2月4日、御前会議を開き、ロシアとの交渉を打ち切り、外交関係を断絶して軍事行動に移すことを決議した。

 この決定は、2月5日に電報で外務大臣小村寿太郎から栗野慎一郎在ロシア公使に伝えられ、2月6日、栗野公使からロシア外相ラムスドルフに伝達された。

 同日、小村外務大臣はローゼン公使を外務省に呼び、外交関係断絶を通告した。


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