◆同志社大学で学んだ若松、キリスト教の教育理念が原点に◆
若松兎三郎は、明治2年(1869年)に大分県玖珠郡森村で生まれた。現在の玖珠町である。文明開化の世になって騒々しい時代に伐株山の麓にあるのどかな田舎町で、若松廣房と喜尾の三男として生まれた。
若松は生まれながらに聡明な子で、幼少時から漢学を学んだ。6歳の時、創設されたばかりの森小学校に入り、9歳の時に下等小学校を終えたが、森村には上級学校がなかったので、私塾で漢学を学んだ。私塾の教師園田恒四郎を尊敬し、園田先生が京都に転勤すると、追っかけて京都に行った。
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