LGグループの大規模なR&D(研究開発)センターである「LGサイエンスパーク」が20日開業した。ソウル江西(カンソ)区麻谷(マゴク)に総額4兆㌆を投資して建設。延べ床面積111万平方㍍に達する韓国最大のR&Dセンターだ。
文在寅大統領は開業式典に出席し「もう米シリコンバレーを羨まなくてよさそうだ。この研究センターは韓国の革新成長の未来であり、民間主導の革新成長の現場だ。政府としても新技術、新製品を妨げる規制を解除する」と強調した。また、「基礎研究予算を任期内に現在の2倍の2兆5000億㌆に拡大する」と明らかにした。
R&Dセンターは、サッカー場24面分に相当する17万平方㍍の敷地に建設された20の9~10階建て研究棟からなる。今後年間4兆6000億㌆のR&D投資をし、年19万人の雇用創出と30兆㌆の生産誘発効果が期待されている。
同センターには、LG電子、LG化学、LGディスプレイなどLGグループの主要系列会社のR&D研究員2万2000人が入居する。LGグループのR&Dを総括し、未来の成長エンジン発掘の役割を担う。中小・ベンチャー企業のための「オープン研究スペース」と、国内外研究機関の研究空間「ジョイントラボ」も備え、開放型R&Dの中心地の役割も果たすことになる。
具本俊(グ・ボンジュン)・LGグループ副会長は
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