サムスン電子が米ニューヨークにAI(人工知能)研究センターを開所した。昨年11月にソウルに設置して以降、今回が6カ所目だ。ロボット技術に関連したAI研究に集中する計画だ。AIは次世代産業を主導する核であり、サムスン電子が進めるAI研究センターの世界展開は「世界のIT企業とのAI競争宣言」でもある。
ニューヨークのAI研究センターは、マンハッタン区チェルシーに新設。7日の開所式にはAI研究を総括するサムスンリサーチと消費者家電部門を総括する金炫奭(キム・ヒョンソク)社長ら100人が出席した。
サムスン電子はこれまでにソウルのAI総括センターのほか、米シリコンバレー、英ケンブリッジ、カナダ・トロント、ロシア・モスクワに開所。金社長は「人々がより便利で豊かな生活を経験できるように、新しい価値を作ることが重要だ。ニューヨークを含む6つのグローバルAIセンターがその中心的役割を果たすことを期待する」と語った。
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