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2018/10/26

<トピックス>国内主要コンビニ、販売競争が激化

  • 国内主要コンビニ、販売競争が激化

◆昨年は新規店舗拡大、今年は閉店数増加◆

 国内の主要コンビニ企業は昨年に競って店舗を増やした。規模を拡大することが競争で勝つことにつながるという判断からだ。

 昨年、主要コンビニ「CU」「GS25」「セブンイレブン」「ミニストップ」の4社の新規出店は5509店舗に達した。月平均の新規出店は459店舗に上る。その弊害は早々に表れた。本社の売上は増加したが、個別店舗の売上が減少した。昨年、国内コンビニ1店舗当たりの年平均売上は3億7780万㌆で前年比11・2%減となった。

 今年からコンビニ大手は出店戦略を変えた。コンビニ店主の強い反対を考慮しなければならなかったからだ。

 コンビニ企業は商圏として適さない地域での新規出店を許可せず、今年に入ってから8月までの新規出店は2513店舗で、月平均314店舗にとどまる。昨年に比べ、新規出店は31%減った。新規出店の減少に伴い、コンビニ1店舗当たりの売上は再び増えた。


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