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2019/01/01

<トピックス>アナリストの眼                                                             サムスン証券東京事務所 金 秀錫 所長

  • サムスン証券東京事務所 金 秀錫 所長

    キム・スソク 1974年ソウル市生まれ。筑波大学MBA修了。未来アセット証券、大信経済研究所を経て、2016年からサムスン証券東京事務所長として着任。

  • アナリストの眼

◆輸出と消費堅調、財政が下支え◆

 今年の韓国経済は、輸出と財政支出が牽引し、前年比2・6%の成長率を記録する見通しだ。

 昨年は設備及び建設投資が第2四半期(4~6月)以降急減し、景気下降圧力が強まったが、輸出と消費が堅調で、財政支出が成長鈍化を抑えた。今年も類似した流れが続く見通しだが、財政の役割が相対的により強くなるだろう。堅調で、財政支出が成長鈍化を抑えた。今年も類似した流れが続く見通しだが、財政の役割が相対的により強くなるだろう。

 輸出は、半導体がピークを過ぎたとの論議もあるが、米国の成長持続、中国の政策転換などにより通関基準で5・5%の増加を予想する。財政支出は本予算と補正予算を合わせて12%ほど増加し、成長率寄与度が1・1㌽に達する見込みだ。逆に、設備投資と建設投資の調整局面が今年も継続すると予想される。

 一方、景気循環側面からみて、第3四半期(7~9月)を底に韓国経済は回復局面に入るが、財政支出増加が2020年からは落ち、家計負債対策の影響で住宅部門に対する投資不振が続くため、回復幅は緩慢となる見通しだ。

 まず、建設投資は前年比1・9%減少し、


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