政府は、SKハイニックスの要望通りに京畿道龍仁市遠三(キョンギド・ヨンインシ・ウォンサム)面一帯に半導体クラスター(集積団地)を造成するための手続きに入った。産業通商資源部は半導体クラスターが国家レベルで必要があると見て、国土交通部首都圏整備委員会に規制緩和を要請した。これにより、韓国のシリコンバレーとなる龍仁半導体特化クラスターは2022年に着工し、24年には本格的に量産に入る見通しだ。
SKハイニックスの半導体製造工場は、龍仁団地の4カ所に建設される予定だ。敷地は約448万平方㍍。産業通商資源部によると合計120兆㌆の工事費が投入される。完成すれば、月間で最大80万枚のウエハーを生産できるようになる。協力企業50社以上が入居する予定で、この地域で創出される直接雇用効果だけでも1万7000人に上る。関連企業などを含めると10万人の雇用効果が期待される。
この新事業を推進するため、SKグループはSPC(特定目的法人)の
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