◆雇用とGDPは大打撃受ける◆
今年もあと1カ月足らずであるが、まさにコロナで始まりコロナで終わる1年であった。そこで今回はこの1年間における各種指標の変化を振り返ってみよう。
まずは金融指標であり、為替レートと株価である。ウォン・ドルレートは昨年の11月29日には1㌦1179㌆であった。しかしコロナの新規感染者が増えるとともにウォン安となり、今年の3月20日には1㌦1280㌆となった。そしてその後も5月までは1㌦1200㌆を挟んで横ばいの動きを示したが、6月以降はウォン高に転じ、緩やかではあるが一貫してウォン高が続き、11月30日には1㌦1104㌆となった。
すなわち、この1年間ではコロナを経ながらもわずかではあるがウォンの価値は対ドルで高まった。
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