今月4日、北朝鮮の金与正・朝鮮労働党第1副部長が、脱北団体が散布した北朝鮮向けのビラを問題にしたのを皮切りに、北朝鮮側は文在寅大統領や韓国政府を攻撃しているが、そんな中で、13日、平壌の冷麺店、玉流館のオ・スボン料理長が「平壌に来て有名な玉流館の冷麺を食う時は、何か大層なことでも成し遂げたかのように振る舞っていたのに、今日我々の心臓に大クギを打ち込んだ」として文大統領を非難したことが報じられ、話題になっている。
玉流館は、平壌の中区域、大同江に架かる玉流橋の傍らに位置しており、大同江の玉流岩の上に建てられたことが名前の由来である。格式の高い伝統的な“冷麺店”は、もちろん、メニューとして冷麺も出すが、その内実は日本語の“料亭”に近いもので、政治家の密談などにも盛んに使われてきた。
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