韓国は人口の4人にひとりがキリスト教徒といわれており、社会的に儒教道徳が深く浸透している一方で、アジア最大のキリスト教国のひとつとして知られている。このため、12月25日のクリスマスは聖誕節として祝日にも指定されている。
また、1950年代後半、李承晩政権の時代には、年末に“年賀切手”として発行されるものの中にも、クリスマスを意識した題材の切手が含まれていて、今回ご紹介している1960年用の年賀切手は、教会を背景に韓服で賛美歌を歌う子供たちが描かれている。
1876年の開国に伴い、米国系のプロテスタント諸派が朝鮮での布教を開始し、宣教師の派遣も始まった。
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