◆財政拡大が財政危機につながる可能性も◆
日本では現金給付が最初は一律ではなく、一定の条件を満たした者にだけ支給するとされていた。すなわち、新型コロナウイルス感染拡大以前から所得が半減、あるいは住民税が非課税となる水準まで所得が減少した世帯に対象を絞り、世帯当たり30万円が支給されることが正式に決まっていた。
しかしこの政策の評判が悪く、最終的には所得制限を設けずに一律10万円の支給とされた。日本では制限付きの支給から制限なしの支給に方針を転換したのであるが、韓国でも同様な方針転換がなされた。
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