◆日韓とも大幅減少、景気後退は長期化◆
5月18日に日本の2020年1~3月期のGDP成長率が公表された。結果は0.9%減、年率換算で3.4%と大きな減少となり、予想どおり新型コロナウイルスの影響の大きさを実感する数値となった。
日本の公表より3週間ほど早い4月23日、韓国では2020年1~3月のGDP成長率が公表された。結果は、日本より減少幅が大きい1・4%減、年率換算で5・5%と大きな減少であった。リーマンショック時の2008年10~12月期の数値は3・3%減、年率で12・5%減なので、今回の減少はリーマンショック時ほど大きくないことがわかる。
ただし、リーマンショック時のGDPの減少は1期限りであり、
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