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2020/01/01

<トピックス>アナリストの眼                                                             サムスン証券東京事務所 金 秀錫 所長

  • サムスン証券東京事務所 金 秀錫 所長

    キム・スソク 1974年ソウル市生まれ。筑波大学MBA修了。未来アセット証券、大信経済研究所を経て、2016年からサムスン証券東京事務所長として着任。

  • アナリストの眼

◆輸出と設備投資回復で2・3%成長◆


 2020年の韓国の経済成長率は、昨年の1・9%に比べ0・4ポイント上昇の2・3%を記録する見通しだ。主たる理由は、昨年の韓国の成長率を押し下げた要因が解消ないし緩和されると予想されるからだ。その4つの要因は半導体輸出減少とそれによる設備投資不振、建設投資不振、輸出不振、財政支出の遅延だ。

 昨年には韓国の輸出全体の17・5%を占める半導体輸出が減少したが、


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