大韓航空は16日、経営再建中のアシアナ航空を買収すると発表した。国内1位と2位の合併により、世界7位の航空会社が誕生することになる。買収金額は1兆8000億㌆。産業銀行が8000億㌆を支援する。大韓航空は、来年上半期(1~6月)までに買収作業を終え、2022年統合法人を発足させる計画だ。両社傘下のLCC(格安航空会社)3社も段階的に統合されるなど業界再編が予想される。だが、物言う株主のKCGIや両社の労組が合併に反対しており、また、シェア70%を超えると独禁法に抵触するため、公正取引委員会の承認が得られるかなど課題は多い。
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