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2022/08/05

<トピックス>切手に見るソウルと韓国 第140回 海雲台・海祭り                              郵便学者 内藤 陽介 氏

  • 切手に見るソウルと韓国 第140回 海雲台・海祭り                               郵便学者 内藤 陽介 氏

    ないとう・ようすけ 1967年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。日本文芸家協会会員、フジインターナショナルミント株式会社・顧問。切手等の郵便資料から国家や地域のあり方を読み解く「郵便学」を研究。

  • 切手に見るソウルと韓国 第140回 海雲台・海祭り                               郵便学者 内藤 陽介 氏

    1977年に発行された〝世界観光の日〟の切手では、大型ホテルが建ち始めた当時の海雲台の風景を紹介している

 釜山の夏の象徴ともいうべき海祭りの開幕式が7月30日に海雲台海水浴場の特設ステージで行われ、8月7日まで海雲台・広安里・多大浦海水浴場などでさまざまなイベントが行われている。

 海祭りは、新型コロナ禍で2020年は中止になり、21年は非対面行事としての開催だったので、通常の対面行事としての開催は3年ぶりだ。

 海祭りのメイン会場ともいうべき海雲台は、1.5㌔にわたって砂浜が続く海水浴場や、海雲台温泉のある海岸一帯を指す地名で、新羅時代の文人、崔致遠が海岸の西端に位置する冬柏島に築いた展望台がその由来である。なお、海雲台海岸は水営湾の東側にあり、水営江の河口を挟んで同じ湾の西側に位置するのが広安里海岸である。


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