2023/01/13
<トピックス>切手に見るソウルと韓国 第145回 韓仏国交130年の記念切手 郵便学者 内藤 陽介 氏
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ないとう・ようすけ 1967年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。日本文芸家協会会員、フジインターナショナルミント株式会社・顧問。切手等の郵便資料から国家や地域のあり方を読み解く「郵便学」を研究。
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韓仏国交130年を記念した「青磁透彫七宝文香炉を3匹のウサギが支える」切手(16年)
朝鮮半島の伝統文化では、ウサギは、知恵者・賢さ、俊敏さ、長生・不老不死、夫婦和合と子孫繁栄など、さまざまな象徴的な意味合いを与えられている。
このうち、知恵者としてのウサギの例としては。病に伏した南海龍王のために、薬効があるとされるウサギの肝を手に入れるため、忠臣の亀がウサギを水宮に連れて行ったものの、ウサギは亀と龍王を騙して無事に逃げ帰ってくる「ウサギの肝」の物語が有名だ。
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