◆朝鮮総督府は9月9日、降伏文書に署名◆
1945年8月15日、昭和天皇が自ら「終戦の詔」を読み上げて、大戦での日本の降伏を国民に伝える玉音放送が流れると、当時の朝鮮総督、阿部信行と朝鮮軍司令官の上月良夫は、朝鮮総督府庁舎から日章旗を下ろし、太極旗を掲揚させた。また、一般の朝鮮人も、これをもって日本の朝鮮統治が終了し、朝鮮は独立を回復したと理解した。現在の韓国で、8月15日が〝光復節〟として、日本からの解放を記念する記念日になっているのはこのためである。ただし、厳密にいうと、日本の朝鮮統治は8月15日以降も継続していた。
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