◆韓国は囲碁強国に発展、北も棋士養成◆
囲碁の仲邑菫女流棋聖が、日本棋院から韓国棋院への移籍手続きを進めているそうだ。
すでに日本棋院は、彼女を現地のプロ試験を経ずに対局できる〝客員棋士〟として登録するよう韓国棋院に申請済みで、韓国側もこれを認める方向で調整しており、順調にいけば、仲邑は年明けの女流棋聖戦のタイトル防衛戦に出場後、3月に韓国に移籍し、その後は韓国棋戦が主戦場となる見込みである。
仲邑は、2019年4月、日本棋院が〝世界一になる逸材〟として、特例でプロ採用。当時の国内史上最年少の10歳0カ月で棋士になり、4年目の今年2月、史上最年少の13歳11カ月で初タイトルの女流棋聖を獲得。現時点での通算成績は147勝82敗で、日本を代表する女流棋士の一人である。
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