◆国際的に評価される白希那の『あめだま』◆
日本より一足早く、韓国ではそろそろ紅葉の季節を迎える。
韓国の切手の中にも紅葉を取り上げたものは少なくないが、今回は、2020年11月20日に4種セットで発行された「切手趣味週間」のうち、韓国の童話作家、白希那(ペク・ヒナ)が17年に発表した絵本『あめだま』のラストシーンを取り上げた1枚を紹介したい。
『あめだま』の主人公、ドンドンは内気な9歳の少年で、なかなか同年代の子供に「いっしょに遊ぼう」と言えないでいる。そして、ひとりで遊ぶのなんか平気というふりをしながら、いつも一人で〝ビーだま〟で遊んでいる。
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