◆1位サムスンで2位SK、半導体企業が上位に◆
先月15日、公正取引委員会が財閥などの指定に関して公表し、24年は48の企業集団が財閥に指定された。一般的には財閥と呼ばれるが、正式には「相互出資制限企業集団」である。「企業集団」とは「同一人」が事実上、事業内容を支配している企業の集まりである。「同一人」が自然人であれば「総帥」、法人の場合の「同一人」は中核となる企業となる。
財閥は一定の要件を満たした企業集団であり、財閥に指定されると一般の企業集団とは異なり、様々な規制をかけられる。資産総額が基準を満たせば財閥に指定されるが、基準は何度も変更された。17年以降は資産総額が10兆㌆以上の企業集団が財閥となっていたが、24年からは名目国内総生産(GDP)の0.5%以上の企業集団が財閥とされている。
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