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2024/07/19

<トピックス>切手に見るソウルと韓国 第163回 新羅時代の鳳停寺 郵便学者 内藤 陽介 氏

  • 切手に見るソウルと韓国 第163回 新羅時代の鳳停寺 郵便学者 内藤 陽介 氏

    ないとう・ようすけ 1967年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。日本文芸家協会会員、フジインターナショナルミント株式会社・顧問。切手等の郵便資料から国家や地域のあり方を読み解く「郵便学」を研究。

  • 切手に見るソウルと韓国 第163回 新羅時代の鳳停寺 郵便学者 内藤 陽介 氏

    18年にユネスコ世界遺産「山寺、韓国の山地僧院」に登録された鳳停寺の本堂にあたる大雄殿を取り上げた切手(23年)

◆韓国最古の木造建築、18年ユネスコ世界遺産登録◆

 今月9日夜から10日朝にかけて忠清道、全羅北道、慶尚北道地域が1時間当たり100㍉を超える豪雨に見舞われた。

 なかでも、1時間に146㍉という於青島の雨量は、1998年7月31日に全羅南道順天市住岩面で記録された145㍉を更新し、気象庁による観測史上、1時間当たりの最多降水量となった。また、群山をはじめ、忠清北道秋風嶺、忠清南道錦山を襲った豪雨は、200年に一度の集中豪雨だったという。

 被害に遭われた方々には、お見舞い申し上げたい。


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