ここから本文です

2024/08/23

<トピックス>切手に見るソウルと韓国 第164回 アーチェリー強国  郵便学者 内藤 陽介 氏

  • 切手に見るソウルと韓国 第164回 アーチェリー強国  郵便学者 内藤 陽介 氏

    ないとう・ようすけ 1967年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。日本文芸家協会会員、フジインターナショナルミント株式会社・顧問。切手等の郵便資料から国家や地域のあり方を読み解く「郵便学」を研究。

  • 切手に見るソウルと韓国 第164回 アーチェリー強国  郵便学者 内藤 陽介 氏

    韓服姿で弓を楽しむ男女の姿を描いた〝民族の遊び〟の切手(22年9月15日発行)

◆古代から弓術が重要視された韓国◆

 先日閉幕したパリ五輪では、韓国はアーチェリーで圧倒的な強さを見せ、男女の個人・団体、混合団体の5種目すべてで金メダルを獲得したほか、男子個人の銅、女子個人の銀メダルを加えて7つのメダルを獲得した。

 アーチェリー5種目完全制覇は五輪史上初の快挙で、女子団体は1988年ソウル五輪から10連覇。男子のキム・ウジンと女子のイム・シヒョンは個人・団体・混成団体で金メダルの三冠王となった。


つづきは本紙へ