◆幸運をもたらす大蛇、豊穣の象徴にも◆
今年は乙巳年。
韓国では、太陽暦の1月1日よりも太陰暦の元日にあたる〝ソルラル(25年は1月29日)〟で新年を祝う人が多いが、蛇を描いた乙巳年の年賀切手はすでに24年12月2日に発行されている。
その姿かたちから忌避されることも多い蛇だが、その一方で、脱皮を繰り返して成長するという生態から、蛇を再生や成長、不死等の象徴としてきた文化圏も少なくない。
朝鮮半島の文化的な伝統では、蛇、特に大蛇は〝業(その家に幸運をもたらす人や動物)〟とされてきた。
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