産業資源部が暫定集計した「4月の輸出入実績」(通関ベース)によると、輸出は132億9200万ドルで前年同月比9・7%増加した。輸出が前年同期に比べ上向いたのは昨年3月以来14カ月ぶり。減少傾向にあった輸入も125億6800万ドルで昨年4月に比べ12.1%伸び、増加に転じた。
4月の貿易黒字は7億2400万ドルで、前月の14億2000万ドルに比べ縮小した。今年1―4月の累計は、輸出が6・1%減の490億6000万ドル、輸入が6・2%減の462億5600万ドルとなった。
輸出品目を見ると、無線通信機器が39・6%増加したのをはじめ、コンピューター(27・6%)、自動車(17・8%)などが二桁の伸びを示し、不振だった一般機械、石油化学も輸出を伸ばしている。輸出1位品目の半導体は9・3%増の13億9000万ドルで16カ月ぶりに増加した。