産業資源部が発表した2002年貿易統計(速報)によると、輸出が好調で98年以降5年連続で黒字を達成した。
昨年の輸出は前年比8・2%増の1628億2000万ドル、輸入は1520億2000万ドルで、貿易収支は当初の予想を大幅に上回り108億ドルの黒字を記録した。
昨年12月の輸出は前年同期比27・4%増の151億7300万ドルで、10月以降3カ月連続で150億ドルを突破し好調だった。特に12月は、1日平均の輸出高が6億7000万ドルと高水準を維持した。しかし、先月は輸出も144億6900万ドルに達し、前年同期比28%増えた。これは最近の原油価格の上昇で石油、ガスなど主要エネルギーの導入単価が大きく跳ね上がったためだ。原油の高騰は、イラク攻撃と北朝鮮の核開発問題で上期も続くと予想され、貿易収支の黒字基調維持に逆風となると懸念されている。