産業資源部が発表した「10月の輸出入動向」(速報、通関ベース)によると、10月の輸出実績は前年同月比26・2%増の190億3500万㌦に達し、月間で過去最高を記録した。
一方、輸入は前年同月比20%増の165億3000万㌦で、今年3月(158億7000万㌦)以来、最大の実績となった。特に国内企業の設備投資と関連する資本財の輸入が2カ月連続で二ケタの伸びをみせ、景気回復の展望を明るくしている。10月1日から20日までの資本財の輸入は前年同期比19・9%増えた。
今年1-10月の貿易収支は107億9500万㌦となり、年末までに130億㌦を超える見通しだ。輸出が好調なことから、年間輸出は1900億ドルに達するとみられている。