国会の予算政策処は、韓国の財政収支が2003年から持続的に悪化し、黒字幅が急減していると明らかにした。
統合財政(一般会計、特別会計、基金を合算したもの)収支の黒字幅は、2002年の22兆6650億ウォンから、2003年は7兆6420億ウォンに大幅に減り、2004年は5兆2220億ウォン、昨年は5兆900億ウォンに激減した。
社会保障基金から発生した黒字分を除くと、昨年の財政収支は18兆5210億ウォンの赤字となっている。このため予算政策処は、引き続き悪化が続けば、今後の財政運営に大きな支障をきたすと懸念している。