ウォン高円安の影響をもろに受けて、対日貿易赤字が急拡大し、1―4月で100億㌦を突破した。過去最大の赤字であり、対応が迫られる。
産業資源部と韓国貿易協会によると、4月末現在の対日赤字は100億5600万㌦を記録した。輸出が前年同期比1・1%増の83億8100万㌦にとどまったが、輸入は10・8%増の184億3700万㌦に達した。対日赤字額は、年間ベースで過去最高だった昨年同期の83億4600万㌦を大きく上回る。
一方、同期間中の対中貿易収支は52億6700万㌦の黒字となった。前年同期に比べ16・8%減少した。輸出が247億9200万㌦、輸入が195億2500万㌦だった。これまで対日赤字を対中黒字で相殺し、バランスを保っていたが、今後はそうもいかない。