造船業界の今年の輸出が260億㌦に達し、過去最高を記録する見通しだ。造船工業協会がまとめた2007年展望によると、今年の輸出は250-260億㌦に増え、昨年の220億㌦(推計)を30-40億㌦上回るもようだ。
2003年に111億㌦だった船舶輸出は、2004年に153億㌦、2005年に177億㌦と順調に増え、昨年初めて200億㌦を超えた。今年は、これを大幅に更新する見込みだ。
メーカー別の輸出目標をみると、現代重工業が昨年の80億㌦より13億㌦多い93億㌦、サムスン重工業が昨年の65億㌦から15億㌦増やし80億㌦となっている。昨年50億㌦の大宇造船も海洋も、今年の輸出額を70億㌦に大幅に増やすとしている。
業界は、高付加価値船の受注が好調なことから、船舶輸出は2008年まで好況が続くと予測している。