ＩＭＦ（国際通貨基金）は３日、韓国経済の成長率予測の修正値を発表した。

　年間でマイナス４％という衝撃的な成長予測だが、第４四半期（10～12月）からプラス成長に反転すると見ている。来年は主要国の中で最大幅で反騰、４・２％の成長を見込んだ。

　ドミニク・ストロスカーンＩＭＦ総裁は「今年はマイナス４％という驚くべき数値だが、来年には韓国が最も早く回復する国家になるだろう」と述べた。

　ＩＭＦが対前年同期比で予測した韓国の四半期別成長は、第１四半期がマイナス５・１％、第２四半期マイナス５・９％、第３四半期マイナス５・７％成長、第４四半期プラス０・９％となっている。

　国内の専門家らはＩＭＦの今年の展望値がかなり悲観的な一方、来年の景気はあまりに楽観的だと指摘している。