韓国の昨年の年間輸出額は計５５６５億㌦と発表されていたが、実際は13億㌦少ない５５５２億㌦であることが遅れて明らかになった。

　関税庁がまとめ、知識経済部が今年１月１日に発表した昨年12月の輸出額は、実際より約20億㌦多い４９６億５７００万㌦だった。後で４７７億４４００万㌦と判明した。関税庁は、「ある中堅鉄鋼メーカーが輸出額を届けた際、10億ウォンを、10億㌦と誤って記載したことによるミスが大きかった」と釈明した。輸入額（５２４４億㌦）には問題はなかった。

　輸出額を修正した結果、昨年の韓国の貿易規模は１兆７９６億㌦に下がり、イタリア（１兆８０１億㌦）より５億㌦少なかった。これで貿易ランクは当初発表の８位ではなく、９位に下がった。政府が間違った統計をＷＴＯ（世界貿易機関）に提出した結果、世界貿易ランクが歪曲された。ＷＴＯ統計は見直される。