「海の帝国琉球―八重山・宮古・奄美からみた中世―」展が3月16日~5月9日、千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館で開催。14世紀代から東アジア海域世界では活発な交易がおこなわれていた。その中心となったのが海洋国家・琉球だった。琉球はその活動の過程で、言語も習俗も異なる周辺の島々、八重山・宮古・奄美に侵攻し、それぞれの社会を大きく変化させたこと、このことで現在の日本国の国境が定まっていることは、あまり知られていない。同展では琉球の帝国的側面に視点を据え、八重山・宮古や奄美といった周辺地域から琉球を捉え直す。青磁や白磁、国宝の文書や重要文化財の梵鐘、屏風や絵図など400点を超える資料を展示。料金一般600円ほか。℡050・5541・8600(ハローダイヤル)。5組10人。
琉球国図 1696年 沖縄県立博物館・美術館蔵
希望者は、◇住所◇お名前◇電話番号◇e-mailアドレス◇希望プレゼント◇本紙の感想を明記の上、こちらからお申込み下さい。
締切:3月19日。日程変更の場合あり。